日本酒を語る・・亀の翁を飲む
純米大吟醸、亀の翁
純米大吟醸・亀の翁、日本酒に詳しい方ならご存知で一度は飲んでみたいという酒のひとつだろう。十数年前、一度、飲んだことがあるのだが、今度この酒がやっと手に入った。あの、尾瀬あきら氏の・夏子の酒・のモデルになった酒だ。飲んだ感じは・・・・・やはり旨い!!の一言に尽きる。さらりとした飲み口は飲み飽きがしない。また、吟醸酒独特の吟醸香は他の吟醸酒とやや違うような気がするのだが・・・その、フルーティーな香りは独特のものがある。リンゴとバナナにメロンがプラスされたような・・・・
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ところで、なぜ今回、亀の翁なのかというと、別に珍しい酒が手に入ったので嬉しがっているわけではない。私のこのブログ 「どないやねん」 に・越の寒梅・をキーワードに検索し、アクセスしてこられる方がかなり多い、いつも検索ワードの上位を占めている。
越の寒梅・・今や幻の酒といわれ、日本国内、その名を知らない人はいないだろう。しかし、これほど間違った認識の元、語られている酒もまた珍しいだろう。と、いうことで、実は今回の記事はこの越の寒梅を主要なテーマとすることにした。つまり、酒の選び方について、その原点に立ち返り、その一つの題材で悪い酒の反対側に位置する酒としてこの・・亀の翁・・を選んでみた、と、言うことなのだ。
・・越の寒梅・・
・・越の寒梅・・確かに良い酒なのだが、しかし、特に関西周辺で出回っている・・越の寒梅・・はほとんどが、白ラベル(普通酒)と本醸造酒だけ、純米酒や吟醸酒などは全く見かけることは無い。はっきり言ってこの酒はまずい、しかも、値段が高い! せいぜい1500円前後の酒なのだ。これを関西の酒飲みは「これが・・越の寒梅・・だ」といいながら旨い旨いといって飲む。信じられない! そして飲んだ、飲んだといって自慢する。「俺は通だ」と言わんばかり・・・・・これはもう困ったものだ!!(-_-;)
それではなぜ良い酒は関西に入ってこないのか・・?・・それは生産量が少ないということに尽きる。良い酒は大量に造れないのだ。
それに比べて普通酒や本醸造酒は大量に造れる、それが関西に出回っているのだ。上の画像の亀の翁も生産量は極端に少ない、今回も抽選に当たりやっと購入することができた。・・なぜ値段が高い・?・・一説によると流通過程である、ブローカーが入っているということを聞いたことがある。しかし、私に言わせると、高くてもそれを買う消費者が悪い、ということになる。幻の酒、越の寒梅だ、といった銘柄信奉、この間違った考え方が質の悪い酒を世にはびこらせる一つの要因になっていることも否定できないのではないだろうか・・?
右の画像は越の寒梅の一部なのだが、右側から、吟醸酒、中央が特別本醸造酒、左側が白ラベル(普通酒)、さすがに吟醸酒ともなれば質、味、ともにかなり満足度は高いものになる。中央の特別本醸造・・このあたりから徐々に質が良くなってくるのだが (関西に出回っているのは本醸造) 左側の白ラベルともなれば、これはもうただのアルコール飲料、犬のションベンだ・・実にまずい! この他にも数種類の越の寒梅があるのだが、とにかく、銘柄で選ぶのではなく、酒の質で選ぶべきなのだ。酒の選び方についてはこのブログの他の記事も参考にしていただきたい。
★ 夏子の酒 ★
ここで、夏子の酒について少し私の意見を述べてみよう。
これは、尾瀬あきら氏原作の漫画、「夏子の酒」のことなのだが。原作は酒造りそのものをかなり詳細にとらえ、表現している。資料としてもその目的に十分、耐えられるだけの内容だ。それに比べて、テレビドラマ、「夏子の酒」は完全に青春ドラマとなっており、原作とはかなりの違いがあった。しかし、テレビドラマとして表現するにはこれが限界だろうと思える。真実を表現するとなるとさまざまな問題点が出てくるだろうし、場合によってはスポンサーが付かないと、いうことにもなりかねない。そのことの良し悪しは別にしてドラマとしては結構、楽しめた、まあ~こんなものだろう・・(^O^)/
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